ねぎしかずこ根岸 加寿子

暮らし良い横須賀に
日本共産党横須賀市議会議員
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代表質問で取り上げた問題についての市長答弁と、私の感想①子育て世代へ向けた取り組み(小児医療費助成・中学校完全給食など)について

2013年3月29日

おととい3月27日をもって、市議会(2013年第1回定例会)が終了しました。

2月28日に行った日本共産党の代表質問から3月27日の最終日までの約1か月間、委員会や本会議での議論もありました。これらも交え、テーマごとに、市長の答弁に対する感想などつづってみたいと思います。

①は、子育て世代へ向けた取り組みの質問部分についてです。(ブログでは、紫色の字であらわしてありますので、ご参照ください。http://www.negishi-kazuko.jp/archives/894) 

まず市長は、市内の若い世代に向けての施策展開について、
「結婚・子育て世代に向けて、市内事業者と力を合わせてスカリブを進めている。今後も、あらゆる施策で若い世代に選ばれるまちにしていきたい」と述べました。
また「こどもは横須賀の未来の力となる宝ものであり、まち全体ではぐくんでいきたい」とも述べました。

しかし、個々の施策について具体的に市長に尋ねてみると、

中学校完全給食について市長は、「多額な財政負担をともなうので、現時点では困難」「小学校で調理し中学校へ運搬する方式でも、現状では不可能」と、後ろ向きな答弁に終始しました。実施への研究を進める必要性についても、「家庭から持参する弁当を基本にする」と表明、「今後とも他自治体の取り組みを情報収集していきたい」と述べたものの、周りの動向の様子見でしかありません。

また、小児医療費助成については、医療費無料化の引き上げを市長が打ち出したことは、日本共産党も求め続けてきたことであり歓迎するものですが、この件に関しても、周りの自治体の動向を見て判断したという感が否めず、また、小学校2年生までの引き上げでは、まだまだ不十分です。

総じて、中学校完全給食と小児医療費助成に関しては、積極的に打って出るという市長の姿勢は感じられませんでした。

この辺のところが、市が行ったアンケートでも、当の30代・40代の子育て世代から、市の子育て施策があまり評価されていない要因となっているのではないか、と、あらためて感じた市長答弁でした。

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