ねぎしかずこ根岸 加寿子

暮らし良い横須賀に
日本共産党横須賀市議会議員
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《首都圏巨大地震、空母・放射能を考える4・8シンポジウムin横須賀》 お待ちしています No11

2012年3月21日

NO7で取り上げたように、
原子力艦の原子力災害時の応急対応範囲については、原子力空母の停泊位置(12号バース地点)から半径キロまでを「屋内退避」とする、としていることは、お伝えしたとおりです。(下のHP・64ページ・下の枠中に記載)http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2005/bousainavi/documents/g05.pdf

また、半径3キロという範囲についての是非も、NO10で述べてきたところです。

ところで、上のHP・58ページには、原子力艦船用のモニタリングポストでの値がどれくらいあがったら私たち市民に知らされるのかが書かれています。

すなわち、 通報基準 とは、
「原子力艦放射能調査指針大綱」で定める通報基準をいい、原子力艦停泊地の敷地境界付近の
空間放射線量率が、1地点で10 分以上1時間あたり5マイクロシーベルト以上を検出するか、あるいは2地点以上で1時間あたり5マイクロシーベルト以上を検出した場合(ただし、落雷等による検出は除く。)とする。

と書かれているのです。

つまり、毎時5マイクロシ―ベルトというものすごいことになっていても、10分以上経たなければ、市民には通報してもらえないということです。

その間、みすみす、市民は被ばくです。

毎時ですから、5かける6分の1で、外部被ばくだけで0,83マイクロシーベルトを浴びてしまってから、屋内退避したところで、あとのまつりではないでしょうか。。。。

原子力防災計画を、3キロ問題だけでなく、市民の命を脅かすものから、市民の命を守るものに変えていく必要があります。

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