昨日3月11日、私、ねぎしかずこはJR衣笠駅で、井坂しんや議員は横須賀中央Yデッキで、大村洋子議員は京急久里浜駅で、また、京急大津駅でも、JCP(日本共産党)を応援してくださるみなさんとともに、総勢五十数名で、原発ゼロへ!の行動を行いました。
今回は、原発ゼロを求める署名や、被災地への募金の取り組みとともに、4・8シンポジウムのお誘いもしました。
平田教授のことは、「朝ズバに出ていましたよね」と、みなさんよくご存じで、ご案内する私たちのチラシを、自転車を降りて受け取ってくださったり、「行きますよ」とのお声もいただきました。
同時に行ったアンケーでは、①「震度7クラスの地震が数年以内に高い確率で襲うという報道を知っていますか」という質問には「知っている」と答えかたが多かったのですが、
②「4月以降、全国の原発が停止しても、福島第1原発並みの原子炉が横須賀基地に停泊する空母に残ることはご存じですか」という質問には、知らない人のほうが、ずっと多かったのです。。。
4・8シンポでは、首都圏巨大地震が引き起こす、空母の原子炉のメルトダウンの危険性を早くから告発してきた呉東正彦弁護士も、平田直教授とともに、シンポジストのお一人に加わっていただきました。
空母や基地に対する思いは人それぞれ違うと思いますが、
放射能汚染のことを考えておくのは、横須賀に住んでいる以上、避けられない。
4・8シンポを、この問題を考える一歩にしていただけたら、うれしいです。どんなお立場のかたも、いらしてください。
ところで、
では、
原子炉を抱えた原子力空母が停泊しているこの横須賀での原子力防災対策は、どうなっているのでしょうか?
私たち日本共産党市議団はこれまで繰り返し市長に、現状はあまりにもお粗末で、これではとうてい、市民の命を守ることができない、と、指摘してきました。
原子力災害時の応急対応範囲については、横須賀市地域防災計画の原子力災害対策編に引用されているように、国の中央防災会議が、原子力空母の停泊位置(12号バース地点)から半径3キロまでを「屋内退避」とする、としています。
(下のHP・64ページ・下の枠中に記載)http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2005/bousainavi/documents/g05.pdf
「屋内退避」が本当に3キロ圏内だけの狭い範囲でいいのかどうかの妥当性はあるものの、少なくとも、その3キロ内に住んでいる7万5千人の横須賀市民すべてに、では、しっかりと、「万が一のときには屋内退避しなければならない」と周知されているかといえば、そうではないという実態です。。
このたび(2月29日)日本共産党市議団として行った代表質問でも、
この範囲内にあるこども関連施設の数さえ把握して来なかった市の姿勢を指摘したうえで、あらためてその数の答弁を求めました。(次号に続く)