ねぎしかずこ根岸 加寿子

暮らし良い横須賀に
日本共産党横須賀市議会議員
ブログ

#横須賀市長 に わかってほしい! もう #地球が泣いている ことを!!

2021年9月23日

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市長は、「#横須賀ゼロカーボンシティ宣言 」を出してからも、 #久里浜 に建設中の #石炭火力発電 所を容認し続けています。

宣言を宣言だけで終わらせないために、9月15日、一般質問をしました。

中継録画はこちら➡

横須賀市議会 議会中継 – 発言内容 (discussvision.net)

(まだ、発言者別に画面が切り分けられていないと思いますので、その場合は、2時間半過ぎからの登壇となります)

【ねぎし1問目】―――――――――――――――――――――――

7月の大雨災害の復旧工事に6千万円

#気候危機 は人間の活動が原因だとIPCCが明らかに

・・・・市長に、気候危機を打開するための取り組みについて伺いました・・・

世界気象機関(WMO)は、気象などに関する科学情報を提供する国連の専門機関ですが、WMOは本年8月、台風、水害、干ばつなどの気象災害についての災害件数は50年間で5倍に増加したとの報告書を発表しました。

日本列島でもこの夏、大規模な積乱雲が何日も同じ場所に留まりわずか数日で1か月分の雨量をもたらすという線状降水帯が繰り返し発生、熱海では、不適切な盛土が誘因になりましたが、大規模な土石流が発生、大惨事となりました。

本市でも、本年7月から降り続いた大雨や短時間集中豪雨による影響で、市の公園だけでも、諏訪公園、田浦梅の里、不入斗公園において、石積擁壁やのり面が崩壊し、公園復旧工事のため7月臨時議会で6千万円の補正予算が組まれたところです。

このような気候危機の背景にある地球温暖化は人間の影響によってもたらされことはもはや疑う余地はなく、それは本年8月にIPCC、「国連気候変動に関する政府間パネル」によって明らかにされており、2,030年までの10年足らずの間に、全世界のCO2排出を半分近くまで削減しなければ、人類の未来はないとも言われています。

自治体や市民社会が力を合わせて #CO2削減 は可能

さらに本年9月には、世界の200以上の主要医学誌や健康関係の専門誌が共同社説を発表し、「人々の健康はすでに地球の気温上昇と自然の破壊によって害をこうむっている」と述べたうえで、「CO2 排出削減は、経済的に豊かな国はもっともっと速くしなければならない」と強調しました。国連が示した2010年比45%削減を途上国を含む世界全体で削減するためには、歴史的に大量のCO2 を排出し、技術力も経済力もまさっている先進国には、より大きな削減が求められることは当然だと思います。

では、日本はどうでしょうか。

日本政府が本年4月に発表した2030年度の削減目標は「2013年度比で46%削減」で、これは2010年度比にしてみると42%減という低い数値にとどまっています。先進国としての責任を果たすにふさわしい目標にしていかなくてはなりません。

これは決して不可能な話ではありません。大企業や産業界、地方自治体などが参加する団体やシンクタンクなどが、政治的、経済的な立場の違いはあってとしても、それぞれがエネルギー消費の削減や再生可能エネルギーの活用など共通した目標を策定し公表しています。そして、そのいずれもが、エネルギー消費を20~40%減らし、再生可能エネルギーで電力の40~50%程度をまかなえば、CO2を2030年までに50~60%程度削減することができるとしています。

であれば、本市においても、CO2の削減に取り組まなければなりません。

建設中の石炭火力発電所に関する本市での取り組みについて市長に質問しました。

久里浜に建設中の石炭火力発電所が稼働すれば、国内のCO2排出量の1%もこの発電所で出すことになると言われており、イの一番に取り組まなければならない問題だと思うからです。

ところで、今定例議会における8月30日の本会議にて、井坂直議員の一般質問で「気候危機への取り組みについて」問われた市長は「地域での温室効果ガスの排出量削減の施策の取り組みは重要」と答弁されました。本年1月にはゼロカーボンシティ宣言も出しています。

建設が進んでいることと、ゼロカーボンシティに向けて進むことは矛盾していると思います。

と発言し、この矛盾の説明を求めました。

(ねぎし1問目終わり)―――――――――――――――――

CO2削減を企業に丸投げし、現実を見ようとしない市長答弁

(市長答弁)は

「2050年までに実質ゼロを目指していることは #JERA

(久里浜に建設中の石炭火力発電所の企業名で、東京電力と中部電力からそれぞれの火力発電部門のみを抜いて合わせた、火力発電では国内最大手と言われている大企業)

も同じであり、矛盾していない」

というものでした。

実験段階のアンモニア混焼

企業は一生懸命なんだから信頼するのは当然❕❓

【ねぎし2問目】で、この答弁をめぐり、市長と論議続行。

「では、JERAはどうやってCO2を削減するつもりなのか」

との私の質問に、

「環境政策部長に答弁させます」と市長に振られた環境政策部長は

「これから(JERAが他の県で稼働させている石炭火力発電所を使って) #アンモニア混焼 の実証実験をしていく」

「長い期間をかけて取り組み、40年代には混焼(アンモニアを少し混ぜるが、大半は石炭)から専焼(アンモニア単独で燃やす)に移行していくとのこと」と。

つまり、「20年後には、石炭がアンモニアにとって代わるはずだから、50年には実質ゼロになるはず」だと言うのだ。

まるで、JERAの会社の人から説明を受けているようだった。

 

JERAは、アンモニア混焼でけむに巻こうとしている。ごまかされてはならない。

第一、これじゃあ、地球が持たないじゃないか ❕

 

私はたまりかねて、

「こんな不確実な技術に頼っていいと市長はお考えですか。」と質問を投げかけました。

答弁に立った市長は

「10年後は大変になるなどと(私・ねぎしかずこが)言うのも、仮定の話でしょ。

(企業は)前向きに一生懸命努力しているんだからそれを信頼するのは当然ではないですか」とJERAをかばい、どこまでも

「私は企業の努力を信じている」

の一転張り。

日本共産党は「 #気候危機を打開する日本共産党の2030戦略 」でアンモニア混焼について論じています

日本共産党は9月1日、

「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2021/09/post-882.html

を発表。

この中で、アンモニア混焼に触れている部分があるので、抜粋します。

――――――――――――――――――――――――――

政府は、石炭火力の継続・建設を前提に、火力で排出されるCO2 を回収し地下に貯留する技術(CCS)や、火力の燃料にアンモニアを混ぜたり、アンモニア単独で燃やす技術、水素の利用技術などを今後開発してCO2 の排出を減らすとしています。しかし、これらはどれも実現するかどうか定かではないものばかりです。たとえばCO2 を回収できたとしても、国内には地下に安定的に貯留できる適地はありませんし、コストも高額になるとのことです。アンモニアを混ぜても、火力発電で化石燃料が多く消費されることに変わりません。水素の生成には、大量の電力を要しますが、その電力を化石燃料で作ったら何もなりません。再生可能エネルギーを使った電力で水素を生成したとしても、エネルギーロスが生まれ、そのまま電力として利用したほうが効率的です。再生可能エネルギーに余裕ができる将来の話なら別ですが、2,030年までという期間では、非現実的です。

(以上、抜粋終わり)

―――――――――――――――――――――――

緊急にCO2の削減が求められている状況では、既存の技術や実用化のめどが立っている技術の普及・導入が必要

 

この抜粋部分は、

「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2021/09/post-882.html

の大きな2番、

~「口先だけ」の自公政権―4つの問題点~ と題して

(1)2,030年までの削減目標が低すぎる

(2)石炭火力の新増設と輸出を進めている

(3)原発依存――最悪の環境破壊と将来性のない電源を選択する二重の誤り

(4)実用化のめども立っていない「新技術」を前提にする無責任

を列挙したうちの(4)のなかでの記述ですが、

まずはじめに・・・「新技術の開発は必要ですが」・・・、としながらも、・・・「それを前提にすればCO2削減の先送りになるだけです。」・・・と断じたうえで、この抜粋部分があり、(4)の最後では、

・・・「研究者グループからは“既存の省エネ・再エネの技術だけでも93%削減できる”という提言もあります(未来のためのエネルギー転換研究グループ)」・・・との例も挙げながら、

・・「・2030年までに緊急にCO2の大幅な削減が求められている状況では、既存の技術や、実用化のめどが立っている技術を積極的に普及・導入することで、直ちに削減に踏み出すことが必要です。」・・・

と結んでいます。

 

不安をあおっている❓危険だ❓

私もこれを読んで一般質問に臨みましたので、

混焼してもCO2排出がゼロになるわけではないこと、

不確実で無駄なやり方は気候危機の打開に到底間に合わないこと等、訴えたのですが、

どこまで市長にわかっていただけたか、疑問です。

「不安をあおるやりかた、(私ねぎしかずこが、“それでは地球が後戻りできなくなる”等の発言に対してか、)、危険ですよ」

とまで言われましたので、、、。

これは、私のみならず、緊急にCO2削減を訴え石炭火力全廃を訴える世界の科学者の知見を否定するものであり、運動に取り組んでいる人たちに対する侮辱的発言ではないでしょうか❓

市長にわかってほしい。ゼロカーボンシティにふさわしいCO2削減

とまれ、私がこの論議をしたのは、何も、市長とけんかをすることが目的ではなく、本市が、ゼロカーボンシティ宣言を出した市にふさわしく、一歩でも、半歩でもいいからCO2排出削減を前進させたいとの思いからであり、

こんな質問もしました。

「フル稼働することになれば、本市の年間のCO2総排出量の4倍も出すことになるが、せめて、JERAに、排出量を4分の1にしてください!本市と同じにしてください!と、それぐらいは言えるんじゃないですか」と。

今、私も応援している建設中止を求める裁判も行われており、稼働が前提のこんな質問はしたくはなかったのですが、とにかく市長がJERAに物申す、その姿勢を示してほしいと思い、投げかけてみたのです。

市長の答弁は

「ご意見として拝聴いたします」と、なんとも素気ないものでした。

そして

「これ以上、無理だと思います。感覚が違うので。(私ねぎしかずこが質問の続行を)おやめになったほうがいいと思います」

と、実質、答弁拒否しました。

答弁から逃げても矛盾はそのまま

これまで、さんざん、「一企業のやることに口出しできない」と久里浜の石炭火力発電への働きかけを逃げてきた市長でしたが、ゼロカーボンシティ宣言を出した新局面で、いよいよその矛盾の説明を求められ、今度はアンモニア混焼に逃げ込もうとしているが、矛盾が表面化して答弁できなくなっている、ということではないでしょうか。

さらに、この質問をした同日、横須賀市議会では、

「 #地球を守れ 横須賀ゼロカーボン推進条例 」も成立。

不十分とはいえ、市の責務、事業者の責務も盛り込まれました。

ますます、市長がJERAにどう立ち向かうかが鋭く問われてくることになります。

住民のたゆまぬ運動が、ここまで市長を追い込んできたのです。

総選挙へ向けての4野党合意にも、共通政策として、石炭火力発電所の廃止が盛り込まれることになりました。

地元の環境省大臣も「ゼロカーボン」は言うが、久里浜の石炭火力にはダンマリ。

政治の刷新がいよいよ求められます。

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