ねぎしかずこ根岸 加寿子

暮らし良い横須賀に
日本共産党横須賀市議会議員
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《平和モニュメント》を撤去/新設するという補正予算案の議会への提案は、市民からの合意も、製作者からの納得も得ておらず、あまりにも拙速です。

2019年9月15日

委員会審議

 

この問題のそもそもを、市議団のブログに書きましたので、まずはこれをお読みください。

http://www.jcp-yokosuka.jp/archives/2150

 

9月4日の都市整備常任委員会・分科会で、平和モニュメントの撤去・新設に関して、公園を管理する課を持つ環境政策部と質疑しました。

ライブ中継の録画 https://smart.discussvision.net/smart/tenant/yokosuka/WebView/list.html

は、まだ切り分けが出来ていませんが、51分30秒からです。

以下は、おおよその要旨です。

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(ねぎし)危険だと認識したのはいつか

(環境政策部)平成29年の内部調査で鉄骨の柱や根元部分がかなり腐食していることがわかった。

鉄の粉が500キロ出て、内部には70センチ程の水がたまっていた。

しかし、いよいよ危険になるのは5年後とのことで、その当時は、まだ、通常のメンテでやっていくという考えだったと聞いている。

その後、3業者に見てもらったが、3社とも、維持していくのはかなり厳しい、という判断だった。

(ねぎし)撤去・新設の方針を決定したのはいつか

(環境政策部)今年度に入ってすぐの4月だった

(ねぎし)6月にも議会があったのに、これまで何ら議会に報告されてこなかったのはなぜか

(環境政策部)制作者のご遺族の了解が得られていなかったから

(ねぎし)では、今提案されたということは、ご遺族からの了解が得られてのことか

(環境政策部)市長も行ったが、まだ了解は得られていない。渉外部の担当で、現在も交渉中だ。

(ねぎし)建設当時の様子が市議会史に記されているが、市民と意識を共有すべく行っている。専門家の検討会でも「所有者である市民の意見を聞くべき」など意見があがっている。

また、平和モニュメントとは別件だが、以前、市では、横須賀美術館での芸術作品の扱いをめぐって制作者のご遺族と訴訟になったこともある。

市民や製作者との合意と納得を得て、円満に事を進めるべきではないか。しかも、今度の件は、核兵器廃絶・平和都市宣言という、高邁な理想のもとにやるものだから、それをめぐってトラブルがあっては、そういうものにキズをつけることになる。

(環境政策部)円満になるべく進めるようにこの先、考えていきたい。

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