この間、市内全小中学校での再測定と除染作業が行われたところですが、
私が鶴久保小学校で高い放射線量をキャッチしていなければ、このような取り組みがなされなかったことを思えば、本当に発見できて良かった、と思うと同時に、
市長には、もっと、放射能に万全を期して対処するという、謙虚で敢然とした姿勢が欲しかったとも思います。
ともあれ、横須賀にも、こうして、放射能の影響が及んだということが明らかになったわけですから、
今後、どうしていくか、が市長に問われるところです。
市民への測定器の貸出を11月29日の一般質問 (写真上)でも求めたところですが、
市長は、「必要ない」と拒否しています。
市だけの取り組みで十分だから、というのがその理由ですが、鶴久保小から始まった今回の経過から見ても、
市長はもっと謙虚になって、市民にも測定器を貸し出して測定に万全を期す、という積極姿勢に転換することが肝要です。
県内の自治体では、測定器の貸出に踏み切るところが増えています。
最近では、相模原でも(以下、掲載記事)、実施されるとのことです。
放射線測定器無料貸し出し、相模原市で来年2月から/神奈川
カナロコ 12月11日(日)19時0分配信
相模原市は9日、来年2月から簡易放射線測定器の市民への無料貸し出しを始めると発表した。
空間放射線量を測るシンチレーション式の測定器50台を約430万円で購入し、まちづくりセンターや公民館など22カ所と3区役所に2台ずつ配置する。
自治会を優先して2月から貸し出し始め、個人向けは3月から。期間は自治会が1日単位、個人は半日単位とする。
公共施設で高い値が確認された場合は市が必要に応じて清掃などを行い、私有地では適切な除染方法を説明する予定。予約方法などの詳細は来年1月15日発行の市広報紙に掲載する。