いま全市立小中学校73校の測定が、教育委員会・学校管理課を中心に、毎日のように進められています。
この発端となった鶴久保小学校でも、11月16日に行われました。
というのも、発見された10月24日から数日中に、鶴久保小・体育館脇のフェンス沿いに置かれた側溝清掃土の測定と除染は済んでいるものの、
側溝の測定はまだだったからです。
職員のかたは、屋上の側溝も含めて、側溝という側溝を、グレーチングをはずしては、手を側溝内に突っ込んで測定するなど、2時間以上もかけて熱心に測っていました(立ち会わせていただきました)。
その値は、側溝のすべての地点で、本市の除染基準値より低い値でした。
しかしその後、体育館脇のフェンス沿いに移動されて問題になっている例の側溝清掃土を、確認の意味で測ってもらうと、何と、基準値未満の清掃土しか残っていないはずが、最高で0・60の値が出たのです。
これには、驚きました。
市の危機管理課が3週間前に測ったときの測定器と同じ型の機器だったのですが、同じ型でも個々に微妙に違う、ということを聞いたことがあるので、こういうことが起こり得るのかも知れません。
結局、以前に埋めた土の何倍もの土を、16日いっぱいかかって、土中に埋設することになりました。
きょう、その現場をフェンス越しに確認してきたのがこの写真です。
ブルーシートがさらに6枚ほどかけられ、より安全な措置がとられたことを確認しました。
良かった!