ねぎしかずこ根岸 加寿子

中学校にもあったかい給食を戦争立法NO!
日本共産党横須賀市議会議員
こども 学童保育

学童保育の充実を願う請願が一部採択されました(2015・12・15)

2015年12月18日

20151215本会議請願討論

本市は今年4月から「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例」が施行され、学童保育の質を高めることが、市の課題となっていました。
 今回の請願は、国が交付する「放課後児童クラブ運営指針」に基づく国庫補助の受け皿として、市に「放課後児童支援員の処遇改善事業」の予算化を求めたものです。

以下は、その際行った日本共産党としての意見表明です。
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日本共産党のねぎしかずこです。

私は、日本共産党を代表して、「放課後児童クラブの安定的運営と質の向上に資する補助金交付を求める請願」を全面的に受け止める立場から、発言いたします。

なお、ただいま、先日の教育福祉常任委員会では一部採択となった旨の報告がなされたところです。

私たちは、委員会での採決において、請願者のみなさんが要望しておられる2項目双方の全部採択を表明したものの、結果として、1項目のみの一部採択となりました。

しかし、これでは不十分と考えますので、この本会議場では、「請願第9号の一部採択に反対する立場からの討論」として意見を表明することにいたしました。

請願そのものに対しては、委員会でも主張したように賛成ですので、その立場からの発言となることを、まずは申し述べておきたいと思います。

さて、請願には約3万もの署名が添えられたこと、委員会では、学童保育の窮状を訴える意見陳述も行われたこと、そして、今年度分についても補正を組んで欲しいとの要望が2項目めとして掲げられていること、これらが物語るように、この請願は、学童保育への一日も早い補助金交付を切望して出されたものです。

さて、この請願が出された背景には、今年4月から施行となった条例、「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例」、これに関わって、学童保育の現場に新たな困難がもたらされたということがあげられます。

ところで、この条例制定は、学童保育の質を高めることを願ってのものでした。

というのも、これまで学童保育においては「子どもと指導員の配置基準」や「子ども一人当たりの施設面積」などを定めた「最低基準」がなく、子どもたちの毎日の生活の場としての条件整備は、保護者のかたがたの血のにじむような努力で改善されてきたとはいえ、長い間、満足とはとても言い難い状態に置かれてきたからです。しかし、2012年8月10日の児童福祉法改定により、学童保育の基準を省令で定めるなどの制度改定が行われ、横須賀市においても、それを踏まえ、先に述べた条例が誕生したわけです。また、国は、『集団の中で子どもに保障すべき生活環境や運営内容を明確化し、事業の安定性や継続性を確保する必要がある』とし、「放課後児童クラブ運営指針」を策定しました。横須賀の各放課後児童クラブは、これらの基準を満たすべく、一生懸命、あるべき学童保育を目指して改善にあたってこられたところです。

しかし、この改善には、相応のお金が必要となります。市からの充分な補助がなければさらに厳しい運営が保護者に強いられ、指導員の処遇改善もままなりません。

委員会で行われた意見陳述では、指導員の半数以上が、1年から3年でやめていき、保護者がその穴埋めに保育の現場に入ってしのいでいるという現状も語られました。保育の質の向上のための条例施行が、かえって保育の質の低下をもたらすならば、本末転倒と言わなければならず、いますぐ補正を組んででも対応すべき喫緊の課題と考えます。

また、指導員の雇用に関わる費用が補助によって軽減されるならば、2万円という全国一高いと言われる保育料の改善もなされることと思います。これは、入所できない児童のためにも必要です。というのも、横須賀の留守家庭児童は小学校全児童の約2割おり、学童保育所に入所の児童はそのうちの半分にも満たない数だからです。保育料の高さゆえ入所できない子どもがひとりも出ないよう、早急に取り組む必要があります。

まして今年度から、学童保育は、「地域・子育て支援事業」という、市町村が実施主体となる事業として位置づけられました。学童保育への補助金は、市町村に策定が義務づけられた「市町村子ども・子育て支援事業計画」に基づき支出される交付金として出されることになり、国の交付金制度の使い勝手の悪さの改善の余地はあるものの、市は全力でその確保に取り組まなければなりません。

ですから、来年度において、確実に国庫補助「放課後児童支援員の処遇改善事業」を予算化することは最低限すべきことであるとともに、今年度分についても同様に予算化し、条例施行を保障する財源として各放課後児童クラブに手渡すことがどうしても必要と考えます。

さらに、この条例を議決した議会の責任でもあることを最後に訴えまして、請願そのものに対しては賛成の立場からの発言といたします

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