工事の進行状況を確かめに、現場に行きました。
歩道と車道の仕切りにはガードレールや縁石が設置され、渡っていく部分のスペースには、ロープが張られていました。
長浦歩道橋(ピンクに塗りました)の下には、2箇所(黄色に塗りました。交番があったところをはさんで両脇に)、横断歩道が設けられます。
これまで、地域の方々が関係当局へ要望を寄せても、
「歩道橋があるから」
「横断歩道部分が長くなるので、渡りきれない歩行者が出るから」
「交通渋滞を招くから」などの理由で取り上げてもらえませんでした。
たしかに、
現地には歩道橋はありますが、
ベビーカーや押し車に頼って歩いている方たちは横断歩道のない車道を渡っていくのが実態です。
この実態を受け、数年来、地域の方々と一緒に関係当局へ粘り強く交渉を繰り返してきました。
高齢者の交通事故の大半が横断歩道のない車道での事故であること、
道路を横断するときは横断歩道を渡ることを関係当局自体が高齢者に求めていること、
この立場から、設置の必要性を迫り、実現の運びとなりました。
この日も、ベビーカーが、まだ横断歩道が敷かれていない車道を渡っていきました。
早く敷かれるといいな!