http://www.negishi-kazuko.jp/archives/1303 からつづく。
予算案に反対したみっつめの理由です。
第16号に反対する三つ目の理由は、横須賀に住んでもらおうとする発信方法に、行き過ぎを感じるからです。
例えば、横須賀倶楽部の発足パーティーを都内一流ホテルで行い、その1回の集まりで3百万円を使い、実行委員会としては5百万円もの規模で行おうとすること、また、200万円を使ってタイから横須賀にカレーを食べにきてもらおうとするインバウンドの調査・研究などあります。
これらは、さきほど取り上げました就学援助の引き下げで360万円削減、はつらつシニアパスの購入に総計300万円の市民負担をさせることと考え合わせると、理解に苦しむところです。「転出超過が日本一」との報道もなされ、人口減少顕著なまちになっている横須賀を「選ばれるまち」にしていきたい、との市長の思いもわからないわけではありませんが、肝心の市民に、暮らしやすい実感を持ってもらうことこそが、ことさら発信せずとも、おのずと、市長のおっしゃる「選ばれるまち」になっていくものと私たちは考えます。
なお、この点から、3月24日の予算決算常任委員会で提出された組み換え動議(少数賛成で否決となる)には賛成しました。
④に続く。